Vol.1 体験しないとわからない。コンテンツビジネスの魔力と魅力

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局
真相が掴めても入 れない領域だったり、だからこそ迂回してみたり、違う武器を用意してみたり、と工夫をしてみる。それが言ってみれば、コンテンツビジネスを理解する面白さ でもある。

 ドリームゲートから一本のメールが届いたのは4月の上旬のことだった。

 「コンテンツビジネスについて、 エンタメ・ITともに分かっている方に書いてもらいたい」

 との打診だった。思えば、アメリカ留学時代よりコンテンツビジネスと呼ばれるモ ノについて、自然に考えてきて道を拓いてきたような気がする。とはいえ、“コンテンツビジネスについて語ってくれ”と言われても、体感温度を伝えるような 表現温度しかできないのが浜田寿人という人間だったりする。

 翌週やってきたドリームゲートの方々とミーティングしながら、脳裏で錯綜する コンテンツビジネスというイメージについてぼんやりと悩んでいた。「コンテンツビジネスについて書きにくい」というのは、このビジネス特有の問題なのかも 知れない。コンテンツに関わる人間だったら、「あーだよね?」というなんとなくの言語で伝わったりするからだ。この隠語めいたところが、世の中の人が神秘 的に信じているこのビジネスの「魔力」でもあったりするのかも知れない。

 言い方を変えると、「このビジネスは儲かっている時は誰も話した がらないのだ」ということも言える。儲かっている者は儲かっている者同士で、仲良くパーティをして、その中で成立する利権ビジネスへと発展させる。それが 言ってみれば、シンジケートであり、多かれ少なかれコンテンツビジネスと呼ばれるような気がする。当然のごとく、パーティに入ることができる人しかその旨 味を味わうことは出来ないし、六本木周辺で開催される金持ち向けのパーティと同じく、一般には情報の落ちてこないものだ。

 そんな謎めいた 世界。コンテンツビジネス。パーティに入るためには?その魔力とは?
 人々の空想は膨らむわけだ。

 ここで今からコンテンツに関わ る仕事をしたいと思っている人には朗報がある。私自身、立ち上げ当初はずぶの素人だったのだ。どこの利権パーティに属していたわけでもないし、全くの徒手 空拳というか猪突猛進っぷりな若さのみを武器に、強引な勘違いで奇跡的にネジ開けてきた感が強い。スタートしたのは19歳の時で、映画コンテンツ、とりわ けメディアとしての参入をした。ここでポイントなのは「メディア」という表現を使ったが、当時はそんなたいそうな言葉を使い表現できるシロモノではなく て、テキストのみのメールマガジンとしての参入だった。

 そこから、どっぷりと業界の中に入り、実践・体験型業界リエンジニアリングに入っ たのだった。分からないことは分からない、体験してみないとそれは真相が掴めない。真相が掴めても入れない領域だったり、だからこそ迂回してみたり、違う 武器を用意してみたり、と工夫をしてみる。それが言ってみれば、コンテンツビジネスを理解する面白さでもある。

 それは、やった者でないと わかり得ない「面白さ」であり、「魔力」が奏でる「不思議の国」ではない。今回、この話をいただいて唯一ぼんやりイメージできたのは、世の中に溢れている コンテンツビジネスの定義、数値、実態、だけではない、私なりの新しいコンテンツビジネスの捉え方を、皆さんと一緒に考えて行ければと思う。当然、自らも 体感温度でしか分かっていないわけだから、手探りで皆さんと一緒に探す旅に出られればと思う。せっかくの自分発見の機会をドリームゲートさんにいただいた わけだしね。

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