立ち上げる前にチェックしておきたいこと

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局
継続し発展するフ リーマガジンをつくるためには、プロデューサーとして総合的な視点を持つことが必要不可欠です。立ち上げる前にチェックしてみてください。

フリーマガジンプロデュース力を点検する11の質問

【下 記の形式で質問をチェックして見てください。】
Q1.貢献する対象が明確かつ、社会へ貢献する目的が明確である。
Q2.広告主と読者双方の 対象、シーン、ベネフィットが明確である。
Q3.その事業を行うことが、アナタ自身の人生にとって重要である。
Q4.アナタの会社や創刊 チームの独自の強みを活かし弱みを消している。
Q5.市場規模を把握し、成長期の売上規模を把握している。
Q6.ターゲット面、営業面、 流通面、制作面でオンリーワンの部分がある。
Q7.業界や社会の流れを汲みつつ、市場ニーズは社会的に本質的な原則に沿っているか?
Q8. 利害関係者の共感を得ている。
Q9.創刊プランを3分以内で簡潔に説明できる。(必要性・プラン・収益シナリオ)
Q10.事業の健康状態 を探る重要な数字(指標)を理解しているか?(財務的視点以外に)
Q11.事業を行うことでの社会的責任やリスクを明確に説明できる。
 
4 点 : 大変あてはまる
3点 : まぁあてはまる
2点 : どちらともいえない
1点 : あまりあてはまらない
0点 :  あてはまらない
用紙ダウンロードはコチラ>>http://www.psy-fa.com/fp-produce/check.pdf
 
 

質問を通じて、プロデューサーとしての「状況を創り出せる力」があるかを教えてくれる。

 ※上 記の質問は、右記のフレームで構成されています(右記画像参照)
 フリーマガジン事業を経営・プロデュースしていくことは、「状況を創り出す力」 を必要とされます。
 情報を通じてマッチングを創出する上で、部数や流通、誌面の内容などを発行社毎に規制にとらわれず自由に組み立てていくこと が可能であるため、ミッション やビジョンといったコアな部分と実益に落とし込む冷静な組み立てまでを総合的な視点で考え、5つの区分毎に、時に柔軟に最適な状態に修正する力が大切で す。
 
 

回答結果によって、部分的、または総合的に再点検をするきっかけ にしてください。

 1 つ1つが重要度の高い項目なので、最低ラインが「どちらともいえない」であること。必須項目として「大変あてはまる」が4つ以上あることが合格ラインで す。次に「総合点が35点以上で、あまりあてはまらない・あてはまらないが1つもなければ」まずまずのラインであると思います。逆に「総合点が32点以下 の場合」「大変あてはまるが1つもない場合」は、事業計画が、ボケている可能性がありますので、創刊後に苦労を強いられると考えられます。特に「あてはま らない」は、必ずゼロにしてからスタートすべきです。
 
また、傾向として
●Q1~Q3・Q11が低い場合
 社会的原理 との整合性が弱いため、多額の資本が必要であったり、従業員の入れ替わりや外的環境の変化に対応することに苦労する場合がありますので、今一度、チームで 本項目に対して議論をしてみてはいかがでしょうか?
 
●Q4~Q10が低い場合
 実益を出すための項目が弱いため、ターゲット市 場、社内のリサーチなどを再検討することや、ISO9001などの規格を用いて、品質管理サイクルを固めることをオススメします。
 
 

クーポンランドで実施している、プロデュース力を仕組みにする試み

  ちなみにクーポンランドでは、常にフリーマガジンのプロデュース力を向上させていくために、顧客満足度調査、利用実態調査、反響調査、事業運営重要指標の 月次管理、ミストラブルDB、顧客管理成功事例DBなどを設計・運用し、定量的な事実と定性的な事実を活用して、4つの項目別(財務面・お客様面・業務プ ロセス面・人材面)の会議サイクルなどに落とし込む試みを行っています。
 業界がまだまだ発展途上のために、勘や経験値をもとにプロデュー スされてきた傾向がありますが、基本水準としてITやシステムを活用しフリーマガジンをプロデュースする仕組み化の動きは、業界的にも固まりつつあると思 います。

起業、経営ノウハウが詰まったツールのすべてが、
ここにあります。

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