Vol.2 語学教育の難しさとは

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

前回は、ネット・ITを活用することによって、語学学習ビジネスへの新規参入が容易になってきているというお話をしました。参入が容易ということは、新規にビジネスを行う人にとって入りやすい反面、競争も激しいことも意味します。

 

メジャーなプレイヤーがいないのはなぜ?

歴史イメージ 日本における語学学習ビジネスは、非常に歴史がある業界ですので、既存のプレイヤーも多く存在しています。従って、非常に競争が厳しい業界であるといえるでしょう。しかしながら、これだけ歴史が長く、市場も大きな業界であるにもかかわらず、デファクトといえるようなメジャーなプレイヤーがいないのが不思議です。
別の言い方をすると、「英会話なら絶対にここ!」というような抜群の知名度・実力を持ち、維持し続ける企業が少なく、新たなプレイヤーが出ては消えを繰り返している理由はどこにあるのでしょう?私は、日本人独特の消費者視点に鍵が隠されていると思っています。

前回もお話ししましたが、我々日本人は、中学高校で6年間、その後も含めると大体平均で10年以上は何らかのかたちで語学学習をしてきています。そのなかには、通常の授業のほかに、英会話学校もあれば、本、テレビ・ラジオ、ソフトウェアなどの学習方法もあります。さまざまな方法で勉強してきている我々日本人ですが、英語をしゃべれると胸を張って言える人はいったいどれほどいるのでしょう? 残念ながらとても少ないのが現状です。

 

日本人の英語力は世界最下位レベル?

英語を母国語としない人々の英語コミュニケーション能力を測るテストとしてよく利用されている「TOEFL」の結果を見てみましょう。日本人の平均点は、なんとアジア各国の中でラオスに次いで下から2番目なのです。最下位ラオスの上に、同点で日本とタジキスタンが並んでいて、その上にはカンボジア。もちろんお隣の韓国、中国、台湾は日本よりもっと上です。世界に目を向けても、日本より下にランクされるのは、ガンビア、マリ、モザンビークなどアフリカの数か国、UAEやサウジアラビアなど中東の数か国と、数えるほどしかありません。また、スピーキングのセクションに至っては、日本は世界中で最下位を獲得しています(しかも何年も連続してその地位を堅持……)。
このデータはおそらく皆さんにとっても驚きの結果だと思いますが、それが現実なのです。繰り返しになりますが、我々日本人はこれまでいくつもの方法で何年にも渡って英語を勉強してきているのにもかかわらず、英語をしゃべれるという実感も持てないでいますし、しかも現実に話せるようにはなっていないのです。

 

語学学習のビジネスを成功させるポイント

学習イメージこんな認識が日本人にはあるので、日本人は語学学習に対して熱意・意欲はあるものの、効果に懐疑的になっているといえます。すなわち、過去の“不”成功体験があまりにも多いので、語学を勉強しながらも、「どうせまたしゃべれるようにならないだろう、上達しないだろう」と、心の底で思っているのではないでしょうか。私たちがさまざまな語学学習ツールを使ってきているのも、「前回これでダメだったから、今回はこれを試してみよう」という意識が働いているからかもしれません。
この様に日本人は語学学習に対して懐疑心を多く持っているので、持続的に成功するような語学学習ビジネスを展開させていくのは、非常に難しいと考えられます。従って、日本において語学学習のビジネスを成功させるためには、この懐疑心、語学学習に対する不満を解消してあげることが必須となるでしょう。この点を解決することができれば、顧客獲得、リピート客獲得が可能になり、ビジネスを成功に導くことができるということです。では、具体的にどうやって解決したらよいのでしょうか? この点については、次回お話ししたいと思います。
 

~コーヒーブレイク 英語上達の秘訣~

(2)まずは英語を聞いてみよう
英語をしゃべれるようになるにはどうしたらよいのでしょう。もし私たちがアメリカで生まれていたら、きっと英語を話しているはずですよね。つまり言葉を話せるようになるためには、子どもの時にどうやって言葉を覚えたのかを考えてみればよいのです。私たちがどうやって言葉を覚えたのか、それは一生懸命言葉を聞いていたことから始めたのではないでしょうか? 赤ちゃんは一生懸命に大人の言葉を聞いています。そしてそこから言葉を覚えていきます。私たちも聞くことから始めるのが実は一番の近道なのです。しかしながら、ただ流して聞いているだけでは時間もかかりますし、長続きもしません。そこで、自分の好きな物を題材に聞いてみてください。たとえば映画をDVDで観る時に、日本語字幕ではなく英語字幕で見て、英語を聞き取りながらセリフを目で確認・理解するなんて方法も有効です。野球好きの私は、MLBを英語で聞いて耳を鍛えたりしました。これなら100%理解できなくても楽しめますし、また好きなものなので自然とボキャブラリーも増えていきます。お堅いものである必要はありません。好きなものをどんどん英語で聞いていきましょう!

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