Vol.3 自分流の人材マネジメントを考える

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局
事業に「人のチカ ラ」を活用するための考え方の一つに、「人材マネジメント」という考え方があります。これには、起業してから間もない企業(事業)にとっても、参考になる ことがたくさん含まれています。ここでは「人材マネジメント」の概略を少し整理してみましょう。

 

個人にも目を向ける「人材マネジメント」

  皆さんは「人事管理」や「労務管理」という言葉を、聞いたことはありませんか?これらは、企業で人を活用するための伝統的な考え方の一つです。これらに共 通しているのは、どちらにも「管理」という言葉があるように、企業側の意思にかなり重心を置いて、「従業員を動かしていく」という響きが感じられる点では ないでしょうか。

 ところで、会社の都合だけを押し付けても、そこで働く人の「やる気」は高まりませんよね。そこで、もう少し「会社で働く 個人」の側にも目を向けて「人のチカラ」の活用を目指す「人材マネジメント」という、比較的新しい考え方があります。

 

人の役割が混沌としている「できたて会社」

 「経営と人」について解説 した本は「人材マネジメント」をはじめとして、書店で数多く見つけることができます。ここで注意したいのは、それらの本が、組織や個人の役割がある程度は 定まっている「既存の中堅・中小企業」や、しっかりと企業の枠組みができた「大企業」を対象にして書かれているものが多いこと。

 創業して 間もない企業(私は「できたて会社」と呼んでいます)では、組織の形はおろか、個人の役割も定まらず混沌としている。そして「誰も」が「いくつもの役割」 を果たしていかなければなりません。となると、大企業や既存企業で取り入れられている考え方を、そのまま導入しても役に立つとは限りません。

  だからといって、役に立たないと切り捨てるのでは、私たちは学ぶチャンスを一つ失ってしまいます。事業成功の確率を高めるには、既存の役に立ちそうな考え 方の本質を変えずに、「できたて会社」にふさわしいカタチに整理しなおし、そこから一つでも「学びの果実」を取り入れることが有効なのです。

 

「人材マネジメント」を「あなた流」に整理しなおす

 私流に「人材マネ ジメント」という考え方を整理すると、次のようになります。
(1) 多様な「人のチカラ」を獲得し、育て、活用することで、事業の成功を目指す
(2)  人は「成長する存在」であり、人が成長すれば生み出す価値が高まる
(3) だから、人が成長すれば、事業も成長する
(4) 「事業目標の達成」と「人の成長」の、2つの視点のバランスをとることが大切

 つまり、事業に関わる人を、単にその「役割や機能」だけで捉 えるのではなく「生身の人間」として捉え、「事業」と「人」それぞれの成長を目指そうというものです。もちろん、言うほど簡単なことではありませんが、こ の考え方をベースにして「あなた流」の人材マネジメント、つまり「人のチカラの活用法」を考えて欲しいのです。

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