感情の科学

鎌田 幹夫

世の中の変化に伴い、ビジネスのあり方は非常に流動的です。有料のコンテンツやサービスが突然フリーとなり、ビジネスの相関図が様変わりするといったことが当たり前になりました。起業する人にとっては、チャンスの時代とも言えるでしょう。
そこで大切なのは、個別の知識よりも「考え方」です。起業する方それぞれが、ご自身の「考え方」で進むしかありません。次のステップへのアプローチに悩みぬいたら、是非ご相談下さい。

btn_faq_soudan.jpg >>博士も在籍。高度な研究開発のご相談もドリームゲートアドバイザーへ

記事一覧

Vol.3 互いを理解し合うプロセス

2011/03/15 感情の科学

お互いがもつヒューリスティクスを尊重し合うという立場から、具体的に理解を深める方法について考えていきます。 お互いの立ち位置を確認する 私たちの心を会社に例えるならば、私たちの意識は取締役会といったところでしょう。そこに情報が集められ、それをもとに判断がくだり行動が決定します。普通、会社の取締役会では、末端で具体的にどんなやり取りがあるのか、一般社員が何をしているか、何を感じているかなどの情報は、そのごく一部しか入ってきません。限られた情報を結びつけ、現状を理解しようとしているだけです。感情の誤帰属でお分かりの通り、人の心も同様です。ごくわずかの情報を意識し、それを基に、因果関係性を構築して満足しているに過ぎません。 これまでの話を踏まえると、人と有機的に関わりあう上で大切なポイントがみえてきます。 (1) 自分の精神活動の一部しか意識化されていないことを知り、それを実感すること。 ...

Vol.2 意思決定と感情

2011/03/08 感情の科学

意思決定におけるバイアスの根源には、感情の働きがあります。その仕組みを知ることは、自分自身そして他者への理解を深め、人とより良くかかわっていくためのヒントになります。 感情とは 感情とは、意識にのぼる、喜び、怒り、驚き、悲しみ、恐怖、嫌悪などの気持ちを指します。これらの起源は、大脳辺縁系と呼ばれる古い脳(思考や意識をつかさどるのは大脳新皮質)にあります。辺縁系での感情回路は、大雑把で速いのが特徴です。例えば、忘れ物を取りにオフィスにもどったら部屋は真っ暗だった、という場面を想像してみましょう。 暗闇を歩いていると細長い物体がありました。あなたはとっさに飛びのきます。その後、その物体がコードであることを認識して安心します。飛びのいたのは、視覚情報を大雑把に認識し、それが危険と感じる感情回路の働きです。辺縁系にある感情回路は、私たちが対象に近づくべきか避けるべきかを瞬時に判断する仕組み...

Vol.1 意思決定における非合理性

2011/03/01 感情の科学

お互いを分かり合いながら仕事を進めたいと思っても、そううまくはいかないのが実情でしょう。科学的な研究からは、むしろ分かり合えないことの方が自然と考えられています。それを踏まえれば、一味違ったチーム作りが可能になります。 意思決定論から 長い間チームで仕事をしていても、なかなか分かり合えないという経験は皆さんお持ちのことでしょう。本人は、筋道を立て説明しているつもりでいても、相手にはそう思ってもらえません。不思議に思えるかもしれませんが、客観的に観察してみると、分かり合えないことはごく普通に起こっています。むしろ「それには本質的な原因がある」と考えてみた方が良いのではないでしょうか。 人間がものごとをどの様に判断しているかは、意思決定論と呼ばれる分野で扱われてきました。当初はギャンブルや保険の基礎理論であり、合理的判断(最大期待値)を見つけるというアプローチが主流でした(規範的モデル...

鎌田 幹夫からのご挨拶

どんなビジネスも、基本は人と人の関わりです。「受益者・協働者・自分」との良い関係性を模索しましょう.


経歴

鎌田 幹夫 Kamata Mikio
株式会社ACORDO 代表取締役
博士(工学)
 
世の中の変化に伴い,ビジネスのあり方は非常に流動的です.有料のコンテンツやサービスが突然フリーとなり,ビジネスの相関図が様変わりするといったことが当たり前になりました.起業する人にとっては,チャンスの時代とも言えるでしょう.
そこで大切なのは,個別の知識よりも「考え方」です.起業する方それぞれが,ご自身の「考え方」で進むしかありません.次のステップへのアプローチに悩みぬいたら,是非ご相談下さい.

関連リンク

ホームページ http://acordo.jp/