起業の心得:ゲンイチ第96回 小さく始めて、貧乏であること

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

起業での成功の秘訣は小さく始めて、貧乏であることです。みんな、大きく始めて、お金があるから失敗するんです。(笑)

まず、小さく始めるとは、身の丈経営をいっています。スポーツも経営も最初は誰でもビギナーです。まずは、自分サイズで練習するところから始めましょう。たとえば、登山のビギナーが友達に誘われたからといって、最初から険しい山にチャレンジするのは危険すぎますよね。起業も同じです。

それと、起業というとみなさんは自分の知っている会社とか企業、お店をイメージするみたいで、最初から一人前のオフィスを構えたり、設備も、人も揃えたり、お店の大きさ、内装を一人前に整えないといけないと思うようです。これがイニシャルコスト(立上げ資金)を押し上げて、スタートから腰高経営になります。自分がやれると思う半分ぐらいのサイズがきっとあなたサイズです。できるところから小さく始めたらいいのに、どうしても大きいことを考えてしまう。だから、いつまで経っても始められない。準備不足と感じるのです。

貧乏がいいです。経営課題の多くはお金で解決できます。お金があるとどうしてもお金で解決してしまいます。でも、お金でできるのは応急処置で、抜本的な解決になっていないことが多いのです。でも、お金がなければ知恵で解決するしかないのです。それが経営力です。人が辞めれば採用したらいいのですが、お金がかかりますよね。人が辞めない知恵、お金をかけないでいい人材を採用する方法。得意先開拓。お金をかけて宣伝するより、お金をかけずにお客様を見つけられれば、儲かりますよね。ビジネスでお金を使わないって最高の手段です。そして、最初からなければ使いようがないしね。(笑)

みなさん、わかりましたか、小さく始めて貧乏であること。これが極意です。(^_^)

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