資格で起業 Vol.5 戦略次第で儲かる行政書士

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局
皆さん、こんにち は。今回の『資格で食う』は、私が保有している資格でもある、行政書士についてお話します。行政書士が作成できる書類は、約1万種類と言われています。こ こに、行政書士として食べていくためのビジネスチャンスが眠っています。

 最近、テレビドラマや漫画などをきっかけに人気と認知度が上がってきましたが、実際のところ、行政書士は どの様な仕事をしていると思いますか。あまりイメージがわかないのが正直なところではないでしょうか。

ますます広がる行政書士の活躍フィールド

 今までの掲載で、FP(ファイナンシャルプランナー) や社労士も得意分野を作って特化しようと話しましたが、行政書士はそれが顕著に表れている資格です。なぜかと言うと、行政書士が作成できる書類は8000 種類とも、1万種類とも言われているからです。実は、この作成できる書類数の多さは、行政書士として食べていくためのビジネスチャンスが眠っていることに なるのです。

 これまでの行政書士の主な仕事としては、外国人の入管関係・建設業の許認可・風俗・飲食などの許認可がメインとされてきまし たが、今日は、起業・コンサルティング・離婚など、その業務の範囲は広がっています。なぜならそれだけ「特化」ということに着目をしてアイデアを活かし、 きちんと戦略を立てて開業する人が増えているからです。つまり、既存の業務に縛られず、自ら資格を活かして業務を開拓する行政書士が増えているのです。

 

戦略しだいで儲かる

 そうは言っても、実際には「行政書士では食べれない」という声も聞こえてき ます。それも事実です。しかし、それは真実ではありません。行政書士は儲かるという人もたくさん存在します。

 では、何が違うのでしょう か。それは、上記にも記載しましたが、「戦略の違い」です。成功する人は、最初にある程度の戦略を立てて開業をします。もちろん、予定とおりにいかないこと もあります。実は、予定とおりに進まなかったときこそに、成功する人とそうでない人の差が出るのです。

  戦略をしっかりと立てている人は、 予定とおりに進まなかった場合でも、次の展開や方向転換がすぐにできますが、そうでない人は、うまくいかなくなった時点でオロオロしてしまい、諦めてしまい ます。そして、それが自分の戦略のまずさとは気が付かないで、「運が悪かった」「世間が理解をしてくれない」などと他人のせいにしたりする人も多くいま す。

 もうこの時点で、勝負が決まってしまいます。それでは、行政書士として成功するためにはどのような戦略を立てるのがよいのでしょう か。

 

開業は起業と同じです!!

 最初に大切なのが、行政 書士で開業をすることは、起業することと同じであると自覚することです。そして、特化しようとしている分野は商品なのです。それであれば、売れる商品を揃 えるべきですよね。

 ここがポイントです。需要と供給のバランスを考えることが必要なのです。私の知り合いに国際業務を中心に開業をして成 功をしている行政書士がいますが、彼は、このバランスをよく考えて、スペイン系の人に特化をして入管関係の仕事を始めました。結局入管関係の仕事をしてい る行政書士は多いのですが、当時スペイン系の人を対象に特化している行政書士が少なかったので、彼はあっという間にトップの方に位置づけられるようになり ました。その他にも、自らのアイデアで成功をした行政書士はたくさん存在します。

 次回は、開業後の実例紹介や、試験についての話をしたい と思います。

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