資格で起業 Vol.8 司法書士でメシを食べていくためには

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局
みなさん、こんに ちは。さまざまな意見や励ましのメールを下さった方、ありがとうございます。今回は、「司法書士でメシを食う」について書きます。

 

司法書士にインタビュー

【プロフィール】
 渡辺さん(仮名)
  宅地建築取引主任者を取得後、3回の受験を経て試験に合格。現在はほかの士業の人たちと共同で事務所を開設。

 

  <林>現在は、ほかの士業の方たちと共同で事務所を運営されていますが、それはなぜですか。

 渡辺さん>今 まで、士業と言うと、どちらかというと一匹狼的なイメージがありました。私も当初は一人で開業をしていたのですが、ある時に、私たちは自分の資格でできる 業務の範囲を知っているけど、お客様は知らない人が多いことに気がつきました。

 そこで、せっかく来ていただきたお客様の相談や依頼を断る のも申し訳な いなと思い始め、同じような考えを持っているほかの士業の方たちに声をかけて、現在の事務所を立ち上げることにしました。

 

<林>そ の効果は如何ですか。

渡辺さん>正直、倍増です。 現在は、一つの事務所でそれぞれが独立をして開業をしている形なのですが、結局それぞれのとこにきた相談や依頼を、それぞれの専門 分野の人が受け持つことにより、ワンストップで依頼を受けることができるようになりました。お客様にしてみると、あちこちに行かなくても、ほとんど全部問 題が解 決できるので、便利に感じてくれているみたいです。

 

<林>渡辺さんが中心としている業務は何ですか。

渡辺さん>私は、起業 をメインに活動をしています。共同で始めてから、起業のプランニングから会社設立、労務関係、税金関係まで、すべて一括して引き受けることができ るようになったので、すごく喜ばれています。結局、そのお客様がほかのお客様を紹介して下さるケースがうちの事務所では多いです。

 

<林>顧客獲得はどの様に行っていますか。

渡辺さん>うちは、 HPと口コミが中心です。HPは、それぞれの士業の方が持っている個人のものと、共同事務所のものがあります。HPでの入口がたくさんあるの で、相乗効果により、予想以上の集客ができています。やはり、ポイントは「専門家」「プロ」という言葉だと思います。うちの事務所は、専門家が集まってい る事務所なので、お客様が安心して相談に来てくれているのではないかと思います。

 今回、お話をして下さった渡辺さんは、開業したての頃は集客にかなり苦労されたそうです。しかし、専門家が集まるプロ集団ということに目 をつけ、今の事務所を立ち上げてからは、以前のように集客に苦労することはなくなり、今は仕事に追われて苦労されているようです。今回感じたのは、アイデ アしだいで業務拡大は可能であるということです。

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