Vol.5 浮世絵を使って埼玉県「川越」をNYへ売り込む!!

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局
かつて「浮世絵 師」として有名だった歌麿をご存じでしょうか?二ューヨークで「歌麿」をテーマにしたイベントを行い、「川越」を売り込もうとしているグループがありま す。

歌麿で、ニューヨークへ売り込み

  歌麿をご存じでしょうか、美人画で有名な浮世絵師です。生まれは川越(宝暦3年(1753))と言われています。そこで、いっそのこと、二ューヨークで 「歌麿」をテーマにしたイベントを行い、「川越」を売り込もうとしているグループがあります。それが、川越style倶楽部(民間異業種交流会 代表日疋 好春氏)です。

 なぜ、「歌麿」なのかと言うと、川越は知らなくても、「浮世絵」は外国人に評価されており、特に美人画の「歌麿」は浮世絵 師でも有名です。そのため、「歌麿」をテーマにすれば、集客があり、川越を売り込めると考えています。

 

二ユーヨークへ

 二ューヨークで展示するには、既存の商品だけでは なく、何かアメリカ人向け商品が必要です。そこで、各社次のような商品開発をしています。(以下代表製品)

 

■やきと り焼き器・・・株式会社ひびき
http://www.hibiki-food.jp/
  ホームパーティーで「やきとり」を温かく食べられるように、1本から「やきとり」を温められる「やきとり焼き器」を作りました。ガラスの器に電熱線をまい たもので、ユニークな形をしています。このデザインは、グループのガラス工芸家吉野 正也氏によるものです。

 

■二ューヨー ク人に米・・・株式会社 金子商店 
http://www.kaneko-shouten.co.jp/
  金子商店は、「お米マイスター」を持ち、お米選びでは、プロ中のプロです。また、ホームページも販売しており、海外からも多くの引き合いがあります。その 経験を生かして、美味しいお米を二ューヨークで販売する予定です。

 

■醤油アイスクリーム・・・弓削多醤油株式会社
http://yugeta.com/
  アメリカ人向けのスイーツとして、醤油アイスクリームを開発しました。味は意外にも上品で、高級感溢れる味わいで濃厚ですが、飽きのこない味です。

 

川越style倶楽部とは

  川越は、1970年代から観光地化を積極的に進めてきました。その結果、文化の発信というよりも、「文化遺産を楽しみに来る街」という側面が強くなりまし た。異文化の風を受け、新しい文化を世に送り出す役割を担ってきた旦那文化も姿を消していきました。そのため、クラブの仲間は、こうした現状に強い危機感 を抱いています。新しい文化を発信できない街は、いずれ衰退します。これらの不安から、本クラブを立ち上げ、情報発信をおこなっているのです。
 
  このクラブは、2003年の関東経済局による「売れるものづくりマーケティング研究会」で知り合ったメンバーが中心となっています。この「川越style 倶楽部」のポイントは、やる気のある人々が集まり、奇抜なアイデアを実現してしまう行動力です。やはり、地域おこしだけに限ることではないですが、最初は やる気のある方のみで、やっていくのが最良ではないでしょうか。

■川越style倶楽部
http://www.kawagoe-style.jp/

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