自分ブランド確立で1人勝ち!  ゼロから1億円プレイヤーになる秘訣、教えます。 Vol.2

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

<第1章>コンサル起業術とは?

 さて、前回の序章でも触れましたが、「コンサル起業術」のメリットは3つありました。

 1:初期投資コストがほとんどかからない
 2:ジャンルの選別と差別化が行いやすい
 3:粗利が高く継続収入モデルを確立しやすい

 そしてコンサル起業術を一言で言えば、 「まずはエッジを効かせてその道の専門家たれ!」という事です。

 そのまま専門家としてコンサル起業術でコンサルタントやコーチになってサービス提供していくのは分かりやすいと思います。
 例えばカラーセラピストや経営コンサルタント、税理士、行政書士、人材育成コーチなど士業と呼ばれるような職業です。
 すでに医者や教育者的な立場にある先生なども似たような立ち位置で顧客に教育をしていく視点を持っています。
 もちろんこれらの職業をそのままコンサル起業術で行うだけでは十分ではありません。
 エッジが効いていないのです。

 例えば物販事業を行う場合でも、「単純にモノを販売する」という大きな間違いを犯す方々が多いのです。
 たとえば、以下のような事業で起業する人達がいるとします。
 「パワーストーンを販売するから商品を仕入れて販売する」
 「保険の資格を持っているから保険商品を販売する」
 「サーフィンが好きだからサーフアパレルを販売する」
 「針灸師の資格があるから整体院を開業する」
 「留学の経験があるから英語の教材を販売する」

 このような直球勝負で起業し、事業を運営していくと、失敗するケースがとても多いのです。
 それはなぜか?
 世の中に似たような商品・サービスが溢れかえり、お客様はもはや自分で選択するという行為すらできない状態なのです。

 ・一体どれを買えば良いのだろう?
 ・違いは一体何?

 お客様があなたから買う理由がなければ、選択基準はただ1つです。

 「商品・サービス価格」だけです。

 そう、値段で比較されるだけです。
 そして他社よりも低価格な強みを訴えて体力消耗戦に入ります。
 資本力のある会社ならそれでも良いでしょう。しかし価格競争は小さな会社や何の実績もない起業家が立ち向かえる程甘い世界ではありません。第一、そんなビジネスは全く楽しくありません。
 だからこそ、どんなモノを販売するにしても、まずは、エッジを効かせてその道の専門家となり、教育的な立場から商品・サービスをお客様に提案していくのです。
 それがコンサル起業術です。

 あなたがアップル社のスティーブジョブズのように、革新的な商品を開発して販売していけるならコンサル起業術など必要ないかも知れません。
 しかし、私も含めて多くの凡人達はそんな革新的な商品・サービスを開発するのはとても難しいのです。
 世の中に溢れる似たような商品・サービスをお客様があなたから買う理由・・・
 それはあなたが専門家であるというブランド、つまりお客様の頭の中にある位置づけが1つの差別化された購買理由となるのです。

 それではコンサル起業術の簡単な例を出しましょう。
 世の中にはたくさんのビジネスモデルが存在しますが、大きく分けて「物販」と「サービスの提供」のつ2つに分かれます。
 そして2つのモデルに共通して重要な事は「情報・知識・スキル」という価値提供だという事です。

 たとえば、上記の例で「パワーストーンを販売する」という事業ではパワーストーンを販売していること自体に価値はないということです。
 世の中、バワーストーンを売っているヒト・会社はたくさんあります。
 ただ販売しているということでは、あなたの事業はその中のひとつでしかありません。
 しかし、「パワーストーンに関連する情報・知識・スキルを必要な人に提供する」と考えると、話しは違ってきます。
 どうせ「パワーストーン」を買うのであれば、世の中に数多ある業者の一つから買うのではなく、「パワーストーン」に関連する情報・知識・スキルを提供してくれる専門家から買いたくなりませんか?

 その専門家が物販という形でパワーストーンを提供するのです。
 あるいは、「針灸師の資格があるから治療院や整体院を開く」のではなく、「針灸師の資格に関連する情報・知識・スキルが必要な人にサービスを提供する」と考えたり、多くの治療院・整体院から差別化できるコンサルタント視点は何だろうか?と考えてください。

 このように、直球勝負で事業をするのではなく、少し視点をずらして価値提供を行うというのは、小資本で知名度もない人が起業で成功するには今の時代では必須なのです。
 しかも、価値提供を行うツールは、インターネットが普及したおかげで容易に使えるようになりました。

 ちなみに、「パワーストーンを販売する」という例では、実際に私のクライアントがその事業を行っていて売上げが上がらずに苦しんでいました。
 そこで、コンサル起業術という視点でさまざま検討してからそのクライアントは、「ルチルクォーツ(パワーストーンの1種)専門アドバイザー」という立ち位置を取りました。
 そうして、専門家として情報提供をするようになってからは、単純にルチルクォーツの売上が上がっただけでなく、パワーストーンのコンサルタント的な立場としても仕事が入るようになり、それで収益もあがるようになりました。

 針灸師の例も出しましたが、そのクライアントは「腰痛専門アドバイザー」という立ち位置で腰痛に関する情報・知識を提供して、スキル提供として腰痛専門の整体院を開業して繁盛しているだけでなく、針灸師資格を取得したいサラリーマン向けに「針灸資格取得コーディネーター」として資格取得指導なども行っています。

 サーフィンが好きでサーフアパレルを販売したいというクライアントもおりましたが、「シニア専門SUP(サーフィンの1種)アドバイザー」という立ち位置でシニア層に向けてSUPに関する情報・知識を提供してサーフアパレル・グッズ販売に結びつけています。

 詳細は後ほどお伝えしますが、まずはコンサル起業術として、どの立ち位置で入って行くか?というエッジを効かせたポジショニングを決め、さまざまな商品・サービスとさまざまな想定顧客を同時に考え色々な組み合わせを戦略に組み込んでいく事が起業成功の確実なステップです。

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