サイトの評価基準

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局

 

サイトの評価基準

 不動産でしたら最新の路線価や、家賃相場、利回りから計算した形で不動産の価格が出せます。
会社でしたら上場企業の場合は時価総額、未上場企業の場合であれば、純資産と営業権を合わせた価格が一般的です。

 このように価格、相場、計算方法などが、社会的に認知された共通の方法で算定できますが、サイトの場合は、サイト売買市場が生まれたばかりのマーケットなので、「共通の一般化した査定方法」が出来ていないというのが現状です。想定外の高値で売れることもあれば、売り手の希望額では見向きもされない場合もあります。価格の面では、一番意見が相反してしまう部分でもあるので、ここで当社のような「サイト売買仲介会社」の存在意義が出てきます。価格だけでなく、サイトの評価基準を正しく見極めることがポイントになります。

 では市場(=買い手)は何を欲しがっているのか、何を価値基準にしているのかは以下の内容です。

1. 売り上げ、利益
2. アクセス数、PV(ページビュー)
3. 会員数(メールアドレスの保有数など)
4. 付加価値(アクセスユーザーの属性が決まっている、専門性が高い、ニッチ名業界でNo,1、わかりやすいドメイン、将来性など)

 

売り手市場のサイト売買

 まずこのなかの一つでも突出していればサイトの価値は高くなり売れる確率は非常に高くなります。では、具体的にいくらで?ということに関しては一番算定しやすいのは、売り上げ、利益からの査定です。

 現在、Webサイト売買市場での相場は、平均すると利益の2年前後が一般的です。当然サイトの種類によってもかわりますが、意外と安いと思われる方もいらっしゃるでしょう。

 算定方法の理由は、不動産や会社の売買と違い、スピード感や時代の流れが速いインターネットの世界においてのことを考えると妥当ではないかと思います。

 しかし、一概にこの基準ではないとも言えます。弊社のお客様で、ある上場企業は「必ず、どこよりも高く買います。経常利益の5年分までならお金は出しますので、どんどん売りサイトを持ってきてください」と言ってくださる企業もいます。

 現在、サイト売買市場は完璧に売り手市場です。買う側がいい売りサイトを待っている状態です。過去に、利益がゼロでも、買い手から見てシナジー効果が期待でき、優良サイトと判断されたものが数百万円で売れたこともあります。サイトの価値基準に関しては運の要素も強いです。日々サイト売買市場は成長しているので、その市場が拡大すればするほど、サイト価値基準の客観性がしっかりしてくると思います。

 いずれにしましても、サイトの評価は、先に挙げた価値基準四項目がメインなので、それのいずれかが秀でていればいいサイトと判断される場合もありますので、売却をご検討してみてはいかがでしょうか?

起業、経営ノウハウが詰まったツールのすべてが、
ここにあります。

無料で始める