Vol.7 プロボクサーがトップセールスに!『スランプを乗り越える秘訣』 後編

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局
売れない時期をど う過ごすかで営業として成功するかが決まります。スランプの時、どのように乗り越えれば良いのでしょうか?あきらめずに営業し続けるに、どうやって自分の モチベーションを保つことができるのでしょうか?草野さんのインタビューから学びましょう!

 

プロフィール:高校卒業後、建設現場で働きながらプロボクサーを目指す。2年後にプロデビューし活躍。その後、自分の力を試すために亜細亜大学へ入 学するも方向性が見えず卒業後フリーターに。結婚を機にフォーバルグループのビー・ビー・コミュニケーションズ株式会社に入社、今年の四月からは、同じ フォーバルグループの新会社である株式会社ヴァンクールに移動。入社一年目からトップセールスに。その後も常にNo.1の成果を上げ続ける営業マン。33 歳。

 

(インタビュー:横田雅俊)

 

絶対に負けたくないという向上心

「まず負けたくないという気持ちは大切だと思うんです。例えば今はまったく何もわからなくてもいつかは勝ちたい!といつも思って仕事をしていました し、今でもそれは変わっていないですね。さらに営業をしていると断られることも当然あるんですが、これはボクシングで言えば「ジャブ」みたいなもんなんで すよ。ジャブをもらったからといって負けたわけじゃありませんからね。営業はお客様とあっている間は真剣勝負ですから、どうやったら勝てるか?といつも考 えていましたね。私の場合ほとんどの商談が、一度断られてから逆転して契約になります。だから一回断られたぐらいじゃあきらめないんです よ」

 

 草野さんの一言ひと言には重みがあります。断られても簡単にあきらめないことが、成功の秘訣なのです。断られることをボクシングのジャブに例えて いるあたりは、さすが元プロボクサーですね。ではノックアウトはあるのでしょうか?

 

KOされるまで負けではない

「”あなたとは絶対に契約しません”という契約書に印鑑を押されたらこれはKOですね。(笑)そこまでの決意だったら私もあきらめますよ。でもそれ 以外は少なからず可能性はあるわけですから負けじゃないと思うんですよ。実際今まで”契約しません”という契約書に印鑑を押されたことはありませんから、 私の場合営業ではKO負けはないわけです」

 

 このポジティブさは見習いたいものです。可能性がゼロになるまで決してあきらめない・・・こうした不屈の精神があればチャンスは自然と近づいてく るのだと思います。企業でも、営業でも「あともう一歩」というところであきらめてしまう人がいます。あきらめてしまった時点で、成長することはできませ ん。勝つまでやり続ける!これが営業で成功する秘訣なのです。

 

スランプの時はどうするのか??

 どんな優秀な営業マンでも「売れる時」と「売れない時」があります。いわゆるスランプに陥った時、あなたはどうしますか?草野さんはこう答えてい ます。

 

「私の場合、原点は工事現場ですから、仕事の合間や移動中に工事をしている人たちを見て、自分を見つめなおすようにしています。これは、職人時代の 親方の言葉なんですが「金と女は追えば追うほど逃げる」と言いますので、自分がやるべきことをしっかりやって、落ち着いて待っていると良い仕事が転がりこ んで来たりするものです。やはり基本はたくさん回る、たくさんTELするにつきますね」

 

 基本に戻るという言葉はよく聞く言葉ですが、「基本とは何か?」ということを意識している人は少ないように感じます。草野さんの言葉とおり、たくさ ん回る!たくさんTELする!ここを忘れてはいけませんね。

 

 時々、飛び込み?電話?そんな効率の悪いことまだやっているの?という方がいらっしゃいますが、インターネットがいくら発達しても人と人とのつな がりはなくなりません。今こそ草野さんのように「直接会って売る力」を見直すべき時ではないでしょうか?

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