Vol.22 アサヒビールのトップセールスの秘訣

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局
今回ご紹介する トップセールスはコンビニエンスストア本部への営業を行うアサヒビールの飯田氏です。 コンビニエンスストア本部への営業を行なう彼女が現在もトップセールスであり続けられる秘訣に迫ります。
【飯田氏プロフィール】

1999年アサヒビール入社。大阪にて小売店向けの営業チームへ配属。
その後近畿圏本部営業企画部にてマーチャンダイジングに携わり、
3年ぶりに営業に復帰。
コンビニエンスストア本部への営業を行なうトップセールス!

 

飯田さんが普段やっている仕事の内容をお教えいただけますか?

 はい。私は1年ほど前からコンビニエンスストアの営業を担当しております。現在はスリーエフ様というコンビニエンスチェーン本部への商品・販促の ご提案をさせていただいております。毎週水曜日が商談日となっておりますので、それにあわせて具体的な提案をお持ちするのが仕事です。

 

アサヒビールへ入社してからのこれまでのキャリアを教えてください。

 入社して3年間は大阪生野区を担当して小売店への営業を経験しました。その後3年間、近畿圏本部の営業企画部に配属になりマーチャンダイジングな ど内勤の仕事を担当しました。昨年3年ぶりに営業職に復帰し、コンビニエンスチェーンの担当をしています。

 

もともと営業職希望だったのですか?

 そうですね。営業職希望で入社していますので元々営業という仕事に魅力を感じて入社しているわけですが入社後、大阪で営業を経験していくうちに以 前にも増して「この道で行こう」と思うようになりましたね。営業は自分が主役なので楽しい仕事ですよ(笑)

 

主役ですか?

 はい。社内では「このお客様のことを一番知っているのは私だ!」というプライドと誇りを持って仕事をすることができますし、お客様に対しては「ア サヒビールを代表して来ています」と自信を持って言うことができるので私が主役だ!と感じることができます。本当は結構勇気が必要ですし、「間違ってない よね・・・」と感じることもあるのですが会社のバックアップが私を強くしてくれています。

 

営業の仕事をしていて一番嬉しかったことは何ですか?

 そうですね。やはりお客様からお褒めの言葉を頂けた時でしょうか・・・。私の仕事は、ベンダーさんと言われる問屋さんと、お客様両方とお話をさせ ていただきます。そのお客様とベンダーさんが二人で飲みに言った時に「飯田さんは営業の中の営業だ!」「ポイントを外さない人ってあの人のことだよね」と 褒めてくださったと聞いたことですね。やはりいつもやっていることが評価されるとやりがいを感じます。

 

素晴らしいお褒めの言葉ですね。どんな営業をすると「外さない人」「営業の中の営業」と言ってもらえるの でしょうか?何か普段気をつけていることがありますか?

 私は「しつこい性格」なんです(笑)でも決して押し過ぎないようにしたいと思っています。「無理だよ、ごめん!」と言われてしまったらそれで終 わってしまいますので、その一言が出る前に引くことが大切だと思います。相手が納得していないと感じたら別の角度からお話しをしないと、押し切っても意味 がありませんから・・・。

 やはり「絶対こうしたい!」と自分の考えを押し付けるより「どうすればできますか?」と率直にお聞きして一緒 に考えた方が良い結論がでますし、動き出した時にスムーズだと思います。

 

「相談する」姿勢が必要なのですね。では失敗・クレームはありませんか?

 失敗はたくさんありますよ!特にタイミングを逃した時は後悔しますね。万全の準備をして提案に行ったところ「もう1週間早く言ってくれればよかっ たのに、もう決めちゃったよ」と言われたことがあり本当に悔しい思いをしました。相談する姿勢とタイミングを逃さずスピーディーに行動することの両立が難 しいと感じることがあります。

 

そこまで自分の営業スタイルを分析できていることが素晴らしいですね。

 入社してすぐにお客様からの問合せに対して「無理です!」と答えてしまったことがありました。それを聞いていた先輩が「すぐにその結論を出してし まっていいのか?」「答える時に愛情を持って答えないといけない」と教えられました。その経験が私の考え方の原点になっています。人の話をよく聞いて、い ろいろな考え方の人を理解しようと思っています。同じ要求でも背後にある考え方や意図は違いますのでたとえ判断に時間がかかってもよく考えて行動するよう に心がけています。それが裏目に出てしまうこともあるのですが・・・(笑)

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