女性の起業・独立 Vol.8 子育てと仕事を両立させる元ライターがとった起業スタイルとは?

この記事はに専門家 によって監修されました。

執筆者: ドリームゲート事務局
ご著書の数、何と20冊以上!という実績を持つ、株式会社エフピーウーマンの大竹のり子さんは、子育てと仕事を両立しています。おしとやかな外見を裏切るタフさを感じます。

 今回は、株式会社エフピーウーマンの大竹のり子さんをご紹介します。ご著書の数、何と20冊以上!起業のお話も参考になりますが、「お金と上手に付き合う方法」を学ぶためにも、ぜひご一読を!

 株式会社 エフピーウーマン
 代表取締役 大竹のり子

 HP:http://www.fpwoman.co.jp/

 

社長にインタビュー

 <川崎>事業内容を教えてください。

 <大竹>執 筆、講演、カウンセリングを3本柱とするファイナンシャルプランニングのオフィスです。共通しているのは、「お金の基本」をわかりやすく、楽しく啓蒙する こと。“自分らしく生きたい女性のハッピーライフ&ハッピーキャリアを応援します!”をタグラインとして掲げ、20~40代の女性をメインのお客様として お金と上手に付き合う方法を提案しています。

 最近では、個人のお客様だけでなく、企業研修や監修・コンサルティングなど、B to B のお仕事もずいぶんと増えてきています。

 

 <川崎>起業の経緯を教えてください。

 <大竹>私 が個人で「FPwoman」というウェブサイトを立ち上げたのがそもそもの始まりです。そこでなんとなく情報交換をしてくれるファイナンシャルプランナー 仲間を募集したところ、思いのほか全国各地から反響があって…。気づいたらメンバー30人ほどの女性ファイナンシャルプランナーのネットワークになってい ました。

 これまで正社員、派遣社員、フリーランス……とさまざまなワークスタイルを経験するなかで、時間を自由に使い、なおかつ一人では できないことをやるには「起業」という形がベストなのではないかと思うようになりました。それに、女性が子どもを育てながら仕事をするためにも、このスタ イルはとても適しているのではないかと思っています。

 現在のスタッフは、すべて当時の「FPwoman」のメンバー。私が起業する際に「一緒にやりたい!」と言ってくれた仲間です。

 

 <川崎>本を出版されたきっかけは?

 <大竹>もともと出版業界の出身で、起業する前もずっとマネーライターをしていたので、その流れです。

 当初はそれしか取り柄がなかったので、本を書くしか会社を回していく術がなかったというのが正直なところかも(笑)。

 現在、共著や監修も含めると20冊以上の書籍を出版しています。テーマも、投資やお金全般から、女性の生き方方やキャリアまで少しずつ広がってきています。

 

 <川崎>座右の銘を教えてください。

 <大竹>特にコレ!というほどのものはないのですが、自分自身に常に言い聞かせているのは「やってみなければわからない」ということでしょうか。

 何事も、やってみないとわからないですから。やってみてやっぱり無理だと悟ればあきらめもつくし、思い切ってやってみたら意外に簡単だったということも案外多いのではないかと思います。

 

 <川崎>どのような社員と働きたいですか?

 <大竹>常にプラス思考で、仕事に対するモチベーションを保てる人。やる前から不安ばかり並べていたり、終わったことをいつまでもぐちぐち言っていたり、不平不満が多かったりすると、長くは一緒に働けないな~と思ってしまいます。

 やっぱり、自分がプラス思考になることが、まわりが自然と好転していく原動力になるのではないかと思います。社員みんながプラス思考だったら、その会社は社会に対して大きなプラスのエネルギーを与えられるんじゃないかな。まだまだ当社は日々、修行中ですけれど。

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