女性の起業・独立 Vol.18 少ない経営資源でいかに会社の弱みを補うか

女性の起業・独立
女性経営者のこだわりを解消するビジネスサポート事業を展開中。 それぞれの強み・スタイルを活かしながら、多くのコラボレーションを生み出しています。

社長にインタビュー

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株式会社コラボラボ
http://www.colabolabo.co.jp
横田 響子(よこた きょうこ)
【事業内容】
会社設立:2006年5月 
資本金:500万円
事業内容:「女性社長.net」(http://joseishacho.net/)の企画・運営
PR、ビジネスコーディネート、人材紹介、4つの柱で事業を展開しています。

 【プロフィール】

1976年生。オーストラリア生まれ、大阪育ち。
1999年、お茶の水女子大学卒業後、新卒で株式会社リクルート入社。
6年間人材部門を中心に営業・新規事業立上げ・事業企画を経験後退社。
退職後、1年間フリーランスとして、女性活用促進プロジェクトの支援、新商品・スポーツイベント・ベンチャー企業のPRなど幅広く経験後、2006年5月株式会社コラボラボ設立。

 

<川崎>独立のきっかけは何ですか?

<横田社長>独立を意識し始めたのは、社会人3年目のときです。
 会社員として経験を積んで、30歳くらいでの独立したいと考えていました。
ライフワークにしたい事業を長くやり続け、時間管理をしていくなら独立しかない、と感じた時です。またプライベートの事情で、自分で時間管理をして、仕事とプライベートのバランスをとる必要が出てきた社会人6年目で、予定より早く独立する決心をしました。

 
<川崎>独立してよかったことはどんなことですか?

<横田社長>よかったことは、自分で最終決定ができること。たとえば、「ポリシーを貫く」、とか「つきあう相手を選ぶ」、など。
 また、人に支えられていることを、より感謝できるようになりました。スタッフの心遣いにも涙がでるくらいうれしくなることがあります。


<川崎>逆に、後悔したことはありましたか?

<横田社長>後悔したことは・・・あまりないのですが。知人のボーナスが目が飛び出る額だったとき。「うらやましいな」と(笑)。我ながら小さいです。早く自社でもボーナスを気持ちよく出せる会社にしたいです。

 

<川崎>オフィス探しはどうされたのですか?

<横田社長>実は、自分がオーナーです。会社員時代に独立を視野に入れて物件を購入しました。会社員はローンが組みやすいので(笑)。
 物 件の場所は、会社の拡大に合わせて売却・賃貸がしやすく、値下がりが少なそうな場所を選びました。なので保証金なし。家賃13.5万。広さは、40㎡。打 ち合わせスペースも含めて今は広いくらいです。6名くらいまでは十分なので。ですがビジネス上、時間のロスを考えると今は立地が不満です。
 拡大に伴う移転を切望中です。他社とのシェアも考えています。

 

<川崎>創業当時、人材は採用されましたか?

<横田社長>設立当初は、中学時代からの親友に事業計画策定や市場調査をボランティアでつきあってもらっていましたが、基本は一人です。設立後1年の時は、紹介で採用をした社員1名と短期契約をした仕事仲間とで繁忙期は乗り切りました。

 

<川崎>今はどうされていらっしゃるのですか?

<横田社長>現在は、外部パートナーさんとアルバイトさんで運営中。学生アルバイトさんが非常に優秀なのでインターンも募集中です。
 今後の計画として、外部パートナーさんとの連携をうまくしつつ、3年後には社員・アルバイト含めて10名くらいの会社にはしたいです。

 

<川崎>起業準備のなかで最も苦労した点はどのようなことですか?

<横田社長>やはり人材です。一人ですべてをこなすことには限界がありますから。
 信頼できる外部パートナーさんや仲間に出会い、協力してもらってなんとかここまでやってきています。

 

<川崎>独立してから壁にぶつかったことはありましたか?子2-1.png

<横田社長>サイト構築(女性社長.net)の際のパートナー探しですね。ヒト・モノ・カネすべてが
十分でない状態でいかにベストを作り上げるかは、本当に苦労しました。
  思い通りに行かないとき、リクルート時代の先輩に泣きついたことも・・・。結果、紹介していただいた会社の方に、予算が本当に少ないなかで、半年かけて熱 意でご協力いただけることになりました。今はまだ周囲に支えられているので、早くお返しができるよう頑張りたいと思っています。

 

<川崎>お忙しいかと思いますが、プライベート面は充実されていますか?

<横田社長>プライベートは、家族の理解もあって充実しています。

 

<川崎>家族構成を教えていただけますか?

<横田社長>主人・義母との3人暮らしですが、基本的に「自分のことは自分でやる」。だから家事の負担は大きくありません。一言で言うと、「ルームシェア家族」です。
 主人も忙しいので平日はほとんどお互い午前様ですが、少ない時間でも朝晩や電話やメールで会話するようにはしています。
 週末は仕事もしていますが、主人とライブや映画を見に出かけたり、外食しながら日々の会話を補っています。

<川崎>短い時間であってもしっかりコミュニケーションされていらっしゃるんですね。

 

<川崎>最後に読者に伝えたいメッセージをお願いします

<横田社長>少ない人数でやっていくうちは、すべてを社内でまかなおうと思ってもうまくいきません。会社自体も個人と同じで得意不得意がある。だか ら、自社の強みをしっかり伝え、弱点はうまく補ってもらい、少ない資源で社内外のコラボレーションをしながら、よいものを生み出していけるか。がポイント だと思います。